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お知らせ

清掃工場からの二酸化炭素を利用したメタネーション実証施設を見学しました。

2022.07.15

2022年7月11日(月)午後、当財団の職員研修の一環として、日立造船株式会社が神奈川県小田原市環境事業センターにおいて、環境省の委託事業として実施している「清掃工場から回収した二酸化炭素の資源化による炭素循環モデルの構築実証事業」を見学しました。
この事業は、清掃工場から排出される二酸化炭素を分離・回収し、水素と反応させてメタンを製造する(メタネーション)ものです。この実証施設で生成されるメタンの製造量は、125N㎥/hと商業用天然ガスのサテライト供給設備に匹敵する国内最大規模で、清掃工場から排出される二酸化炭素を利用したメタネーションは世界初になるとのこと。実証事業を通じて、二酸化炭素削減効果を検証・評価するとともに、本格的な普及に向けた課題を洗い出し、将来的には周辺地域のエネルギーとして活用することを検討するとのことでした。
財団からは、梶原理事長以下7名が参加し、廃棄物管理分野においても炭素循環社会を目指した取り組みを進めることの必要性を勉強しました。

参考情報