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再資源化事業等高度化法に基づく認定申請に向けた評価指標算出支援事業

概要
再資源化事業等高度化法に基づく認定申請を目指す事業者を対象に、認定申請に必要となる評価指標である「温室効果ガス削減効果・資源循環効果」の算出を支援します。得られた算出事例は、他の事業者の参考となるよう匿名化して公開し、認定申請の促進につなげます。

受託業務 : 環境省

実施年度:2025年度

※本事業は、日本エヌ・ユー・エス株式会社と共同で受託しています。

1.事業目的

資源循環の促進のための再資源化事業等の高度化に関する法律(再資源化事業等高度化法)に基づく事業が環境大臣の一括認定を受けると、廃棄物処理法における処分業や施設設置などの許可手続きが不要となります。その結果、地方自治体ごとの個別許可が不要になり、広域かつ迅速な事業展開が可能になります。
本事業の目的は、再資源化事業等高度化法にて認定申請しようとする事業者に対し、認定申請時の障壁になりやすい基準・事業シナリオの設定と定量的指標(温室効果ガス削減効果・資源循環効果)の算出を支援するものです。
また、本事業で得られた成果は、匿名化のうえケーススタディとして公開され、今後の認定申請促進のための資料として活用されます。

2.令和7年度事業

(1)公募対象者

ア 再資源化事業等高度化法に基づく認定の取得を目指しており、かつ、「温室効果ガス削減効果・資源循環効果の算出」における
  技術的支援を希望すること
イ 暴力団排除に関する誓約事項へ同意できること
ウ 以下に同意できること
  ・本公募事業の実施において、可能な限りの情報提供・協力に努めること。
  ・本公募事業で提供された資料、情報、算定結果等について、環境省において、申請者名等の個人情報を伏せた上で、
   ケーススタディとして一般公開すること

(2)対象事業

・原則として、下表の再資源化事業等の14区分のいずれかに該当する事業
・採択の目安件数:15件程度

(3)支援内容

認定申請に必要となる評価指標として、「温室効果ガス削減効果・資源循環効果の算出」における技術的支援を行います。
具体的には以下のとおりです。
ア 算出方法・必要なデータ等に関する打合せ(期間内に複数回を予定)
イ 基準シナリオ(事業実施前の状況)、事業シナリオ(事業実施後の状況)設定
ウ 温室効果ガス削減効果に係るデータ整理と算出
エ 資源循環効果に係るデータ整理と算出


【公募対象事業の区分】
事業No. 対象とする廃棄物 事業例
1廃プラスティック類油化(ナフサ相当へのリサイクル)
2廃プラスティック類ガス化
3ペットボトル水平リサイクル
4建設系廃棄物高度選別(金属くず、廃プラスチック等)
5小型家電高度選別(金属くず等)
6廃油マテリアルリサイクル(潤滑油のリサイクル)
7使用済み紙おむつパルプの水平リサイクルを主とする事業
8自動車バンパー、内装材の水平リサイクルを主とする事業
9業務用エアコン筐体、部品のリサイクル
10廃太陽光電池ガラスの水平リサイクル
11リチウムイオン蓄電池
ニッケル水素蓄電池
(指定なし)
12指定なし水平リサイクル 等
13指定なし破砕機の高効率・省電力機器への更新 等
14指定なし中間処分に係る処理設備の省電力機器への更新 等

(4)公募期間

 2025年11月14日(金)~ 2025年12月5日(金)

3.公募要領・申請書類

4.申請書提出先・問合せ先

申請書類の提出、及び本公募に関する質問等は、下記のメールアドレスまでお願いいたします。

【担当部署】再資源化高度化法ケーススタディ事務局(日本エヌ・ユー・エス株式会社内)
【メール】saishigen-koudoka[AT]janus.co.jp
     ※メールアドレスの[AT]は@に置き換えてください。

(共同受託者:公益財団法人 廃棄物・3R研究財団 資源循環調査センター TEL:03-6659-5507)