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自動車における再生材供給拡大に向けた産官学連携推進事業

概要
「自動車における再生材供給拡大に向けた産官学連携推進事業」では、自動車における再生プラスチックの供給拡大と再生材市場構築に向け、下記の補助事業を行います。

1.再生材の品質保証のための物性・懸念化学物質等の分析装置導入事業
2.プラスチック回収量拡大・輸送効率向上のための破砕設備導入事業

受託業務 : 環境省

1. 事業目的

本事業は、自動車における再生プラスチックの供給拡大と再生材市場構築に向け、産官学で連携し、サプライチェーンを通じた課題に対応していくことで、欧州のELV(廃自動車)規則案などの国際的変化に対応しながら、自動車向けの質の高い再生プラスチックの供給を拡大していくことを目的としています。

自動車における再生材供給拡大に向けた事業イメージ
図:自動車における再生材供給拡大に向けた事業イメージ
(出典:「自動車における再生材供給拡大に向けた産官学連携推進事業費」より一部抜粋)

2. 事業概要

公募する補助対象事業は、以下の事業です。

(1)再生材の品質保証のための物性・懸念化学物質等の分析装置導入事業

再生プラスチックの品質を確保するため、リサイクル事業者に対して、再生材としての物性や懸念化学物質の含有量を把握するための分析装置の導入を支援します。
(補助率1/2)

(2)プラスチック回収量拡大・輸送効率向上のための破砕設備導入事業

使用済自動車に係る資源回収インセンティブ制度に参加する事業者に対して、使用済自動車由来のプラスチック回収量の拡大・輸送効率向上のため破砕設備の導入を支援。
(補助率1/2)

3. 令和6年度(補正予算)事業

(1)再生材の品質保証のための物性・懸念化学物質等の分析装置導入事業

概要 再生プラスチックの品質を確保するため、リサイクル事業者に対して、再生材としての物性や懸念化学物質の含有量を把握するための分析装置の導入を支援。
対象事業者 民間企業、個人または個人事業主、その他環境大臣の承認を得て財団が適当と認める者であり、かつ、自動車向けに再生プラスチック材の供給を行う事業者等で、すでに自動車メーカーへの供給実績のある事業者、または、新たに当該事業に参入しようとする事業者。
① 廃プラスチックから異物を除去しペレット(またはフレーク)を製造するリサイクラー
② ペレットに添加剤等を混合し、メーカー向けに原材料を製造するコンパウンダー
補助率 1/2
公募受付期間 令和7年5月29日(木)~令和7年6月30日(月)17時必着
採択案件が予算上限に達しない場合、二次公募を行う可能性があります。
補助事業期間 交付決定日以降から令和8年2月末*(原則として)
(*試運転及び検収までを含む)
補助対象経費 事業を行うために直接必要な経費、設備費等
(分析装置、対象機器の制御盤及び対象機器間の配管・配線等、設備の運搬、据付け、試運転調整等)

(2)プラスチック回収量拡大・輸送効率向上のための破砕設備導入事業

概要 使用済自動車由来のプラスチック回収量の拡大・輸送効率向上のため破砕設備の導入を支援。
対象事業者 民間企業、個人または個人事業主、その他環境大臣の承認を得て財団が適当と認める者であり、かつ、再生プラスチック原料となるバンパーや内装材等を回収し、破砕を行う解体業者等であり、下記の2つの条件を満たす事業者。
① 使用済自動車に係る資源回収インセンティブ制度に参加予定の事業者。
② かつ、資源回収のコンソーシアムに加盟している事業者、もしくは加盟する予定の事業者。
補助率 1/2
公募受付期間 令和7年5月29日(木)~令和7年6月30日(月)17時必着
採択案件が予算上限に達しない場合、二次公募を行う可能性があります。
補助事業期間 交付決定日以降から令和8年2月末*(原則として)
(*試運転及び検収までを含む)
補助対象経費 事業を行うために直接必要な経費、設備費等
(破砕設備、対象機器の制御盤及び対象機器間の配管・配線等、設備の運搬・据付け、試運転調整等)

4. 公募説明会

以下の通り、説明会を実施します。
また、説明会終了後、あらかじめ録画した説明内容の動画配信も行う予定です。

(1)再生材の品質保証のための物性・懸念化学物質等の分析装置導入事業・説明会

分析装置導入事業・説明会申込

(上記のフォームより、会社名、氏名、E-mailアドレス及び参加の方法(会場/オンライン)をご記入の上、お申し込みください。また、「再生材の品質保証のための物性・懸念化学物質等の分析装置導入・補助事業」に関するご質問等がございましたら、あわせてご記入下さい。)

(2)プラスチック回収量拡大・輸送効率向上のための破砕設備導入事業

破砕設備導入事業・説明会申込

(上記のフォームより、会社名、氏名、E-mailアドレス及び参加の方法(会場/オンライン)をご記入の上、お申し込みください。また、「プラスチック回収量拡大・輸送効率向上のための破砕設備導入・補助事業」に関するご質問等がございましたら、あわせてご記入下さい。)

※応募に当たって、説明会への参加は必須ではありません。また、事業者の選定に際して、説明会への参加有無は一切考慮しません。
※お申し込み受付後、オンライン参加者には説明会当日までに視聴用URLをお送りします。
※オンライン参加の方は、あらかじめ下記リンクより公募要領をダウンロードの上でご視聴ください。

5. 申請書類および提出方法

【公募要領・交付規程】

本補助事業の公募要領および交付規程は下記よりダウンロードの上、ご確認下さい。

【申請書類】

各事業の応募書類は下記よりダウンロードの上、ご記入ください。

(1)再生材の品質保証のための物性・懸念化学物質等の分析装置導入事業
(2)プラスチック回収量拡大・輸送効率向上のための破砕設備導入事業

【提出先】

申請書類は、下記のリンクの申請フォームよりご提出ください。

(1)再生材の品質保証のための物性・懸念化学物質等の分析装置導入事業・申請用
分析装置導入事業・申請申込
(2)プラスチック回収量拡大・輸送効率向上のための破砕設備導入事業・申請用

6. よくあるご質問

本補助金に関する良くあるご質問については、下記にまとめてありますので、ダウンロードの上ご確認をお願いいたします。

その他のご質問については、下記までお問合せ下さい。

お問い合わせ

ご質問は下記までお願いします。

公益財団法人廃棄物・3R研究財団
資源循環調査センター

TEL:03-6659-5507
E-mail:shigenjyunkan-1(✕)jwrf.or.jp
担当: 松野、大塚、玉谷、井上

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