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お知らせ

廃棄プラスチックを無くす国際アライアンス(Alliance to End Plastic Waste) との協力覚書の締結について

2021.03.01

2021年2月24日、持続可能な廃棄物管理プログラムを追求する都市の支援を行うため、公益財団法人廃棄物・3R研究財団は、廃棄プラスチックを無くす国際アライアンス(Alliance to End Plastic Waste(以下、「AEPW」)との間で、今後3年間にわたる相互協力を強化するための覚書(MOU)に署名しました。

* AEPWは、廃棄プラスチック問題の解決に取り組むため、世界中の政府機関、環境・経済開発NGOおよび市民社会と提携する国際的な非営利団体です。AEPWは、プログラムやパートナーシップを通じて、4つの戦略的分野(インフラ整備、イノベーション、教育・啓蒙活動、清掃活動)の解決に重点的に取り組んでいます。AEPWには、2021年1月時点で、プラスチックバリューチェーンにおけるグローバル企業・組織を代表する50社以上の企業等が参加しています。

両団体は、持続可能な廃棄物管理を促進し、3R/ CE(循環経済)といった戦略の適用を通して、環境への廃プラスチック流出を減らし、世界の廃プラスチック問題に対処しようとする都市を共に支援していくことに合意しました。

MOUに基づき、両組織は協力して次のことを行います。

  1. プラスチック廃棄物の流出防止及び都市廃棄物管理の持続可能な方法への移行に向けた都市とのプロジェクトの特定及び形成
  2. 廃棄物管理と循環経済のアプローチに関する情報、知見及びベストプラクティスの共有
  3. プラスチック廃棄物の管理に関する意識啓発及びアクションの強化

このように、両団体は、相互に戦略的インプット、アイデア、助言を提供することにより、持続可能な社会を実現するためのアプローチを進化させていきます。
当財団は、産・官・学及び市民社会を結集して、新たな廃棄物管理技術とシステムを開発することにより、国内外の産業廃棄物及び一般廃棄物を管理するための技術的解決策を探求する組織として活動して参りました。当財団は、AEPWとの協力を通じて、開発途上国の都市における廃棄物管理の更なる改善や3R / CEによる技術・アプローチの適用を促進するための国際的な取組を進めて参ります。

関連リンク

Alliance to End Plastic Waste