廃棄物対応技術検討懇話会(頑張れ関西)運営業務
- 概要
- 廃棄物対応技術検討懇話会(愛称:頑張れ関西)は、廃棄物対応技術に係る集積度の高い関西を起点として、産官学が連携し、全国ベースの事業活性化を目指しながら、技術ポテンシャルの向上、技術人材の育成、関連分野の事業振興、社会貢献・国際貢献に寄与することを目的として、平成15年(2003年)4月に設立され、2005年度から廃棄物・3R研究財団が事務局を務めています。
実施年度:2005年度~
業務の概要
委員会や幹事会の委員の委嘱等の運営に関すること、懇話会参加者をメンバーとするメーリングリストの管理に関すること等、事務局としての業務を実施しています。
頑張れ関西は、学識者・自治体・企業でメンバーを構成し、懇話会規約の規定に基づき、廃棄物対応技術に係る集積度の高い関西を起点として、以下の事業を行っています。
(1)関連技術のレビュー、技術評価、改善
(2)産官学の相互交流、意見交換、情報発信
(3)プロジェクト研究の実施
(4)その他本会の目的を達成するために必要な事業
構成メンバー
令和5年度は、有識者4名(委員長:高岡昌輝京都大学大学院教授)、関西圏の自治体3市1組合、企業10社で構成
2023年度 活動内容
頑張れ関西の令和5年度の活動内容は以下のとおりです。
1.委員会、幹事会の開催
2.プロジェクト研究(ワーキンググループによる活動)
(1)廃棄物処理施設における災害対応(WG15)
(2)最終処分量削減に向けた灰回収、利用システムの社会的普及(WG16)
(3)地域の脱炭素化社会に貢献する廃棄物処理施設(WG17)
(4)プラスチック資源循環促進化による廃棄物処理施設への影響調査(WG18)
3.討論会の開催
頑張れ関西を構成するメンバー全員が参加し、関連テーマに関する講演、プロジェクト研究の発表をベースとして、自由闊達な意見交換を行う場として、産官学連携討論集会を2回開催しました。
日程:令和5年8月7日(月)、令和6年1月29日(月)
4.見学会の実施
下記の通り施設の見学会を実施しました。
日時:令和5年11月21日(火)14:00~16:30
場所:大津市北部クリーンセンター(焼却施設+処分場)
5.海外視察の実施
WG16、WG17の検討テーマに関連する欧州4か国の5施設を視察しました。
日程:令和5年10月29日~11月6日
視察メンバー:大下和徹京都大学大学院准教授(団長)、WG16、WG17の所属メンバー等の計11名
視察先:スイス・チューリッヒ、スウェーデン・ストックホルム、ノルウェー・オスロ、オランダ・アルクマール、オランダ・レイセンハウト